息子と受験と狂想曲

受験と教育よもやま話

ご無沙汰をしておりました。4か月ぶりの更新です。

「明日センター試験が始まります」と書いてから4か月近くが経ってしまいました。

この数か月間、どうしてもここを開くことができなくて。

 

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結論を申しますと、

センター試験、失敗してしまいました。

 

駿台の足切予想ではギリギリの点数。

やむなく出願を諦め、

本人の強い希望で他大学を受験し、合格しました

<浪人覚悟で他学部に出願>は、本人がどうしても嫌だと。

 

合格はしたものの、

複雑な気持ちからずっと逃れることができずにいます。

 

過去問はできていたとはいえ、

冠模試の判定は悪かった。

センター模試も万全ではなかった。

こうなることは想定内の事で、浪人は覚悟していたのです。

 

では何がこんなに辛いのかと言いますと、

なぜもう一度挑戦しなかったのか、と思ってしまうからです。

しかも「他大学を受験する」という決断に至った一因は私にあります。

私が再挑戦への意気込みを消し去ってしまったのではないか。

そんな思いが重しのように、ずっと胸の中に沈んでいて辛いのです。

 

辛いと思う事が、

前進しようとしている我が子に対して、

どれだけ酷いことかは分かっているのです。

 

分かっているのですが、

今更考えても仕方がない事で頭がいっぱいになってしまい、

いつまでもモヤモヤが晴れないのです。

 

合格した大学は立派な大学です。

あれだけ低迷し続けた成績を思うと、よく合格したものです。

息子は最後の最後に頑張ったのだと思います。

 

その頑張りを誉めてやりたい。

よく頑張ったねと言ってやりたい。

 

でも、言えなかった。

それが何よりも辛い。

まったく、愚かな母です。

 

 

次回からはこれまでの事を振り返って書こうと思うのですが、

こういう場合、

大学の実名を出すべきか出さないべきか、非常に悩みます。

 

「A大学が残念でB大学に進学した。」

どうしてもそういう書き方になってしまいます。

それはB大学に対して失礼な事だと思うからです。

 

私が大学生だった時の事ですが、

入学して最初の自己紹介で、

「〇〇大学がダメでここに来ました」

そう言った人がいました。

何十年たった今でも覚えているくらい、嫌な気持ちがしたものです。

私はその大学が第一志望校で、

合格したことがうれしくてたまらなかったからです。

 

でもこうした受験や勉強についてのブログは学校の実名がないと、

一体何のことを言っているのやらわからない、

そういう状態になってしまうのも事実です。

 

さて…どうしましょうか。