息子と受験と狂想曲

受験と教育よもやま話

模試の判定…気になりますよね。でも子供の受験が終わって思うのは、判定はそれほど気にしなくてもいいんじゃないかという事です。

 

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今年も残り2か月となりました。

受験生はいよいよ最後の追い込みですね。

 

コロナの影響で、模試がweb受験の予備校もあるようですね。

いつもと違うので不安もあるかと思いますが、

どうぞ落ち着いて、

いつも通り頑張ってほしいです。

 

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さて当ブログ、

いちばん読んでいただいているページは

「模試の判定を気にしますか?」です。

 

これですね☟ 

everyday-diary.hatenablog.com

 

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模試の結果は誰でも気になりますし、

我が家でもあれこれ考えました。

 

でも最終的には、

判定に関係なく受験すると決めました。

 

結果は、センター試験の失敗により一次敗退。

2次に進めない悔しさ、辛さは大変なものでした(本人も親も)。

 

受験にも失敗し、模試の結果も良くなかったので、

受験や模試についてあれこれ言う資格はないのですが、

それでも敢えて言いますと、

模試の結果は、そんなに気にしなくてもいいのではないか

という事です。

 

合否判定は、1つの参考材料でしかありません。

模試の判定という客観的な物差しも大事ですが、

所詮、模試は模試です。

 

過去問を解いた手ごたえはどうですか?

あと3か月で穴は埋められそうですか?

最後に決めるのは、

受験生本人の「いけそうだ」という確信ではないでしょうか

  

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大学受験は、

1ミリでも上位の大学を目指す場合が多いです。

自分のそれまでの実力よりも上を目指すのですから、

ギリギリ間に合うかどうかというのが実情でしょう。

 

高校3年の春には、既に合格圏内に入っていた。

そんな人でもない限り、A判定なんてなかなか取れません。

B判定も似たようなものです。

C判定が出ていれば御の字。

 

国立の冠模試なんて、

東大・京大以外は駿台と河合が1回ずつ、

合計2回だけの所が多い。

たった2回の模試の判定で、

どれだけのことがわかるでしょうか? 

しかも10月とか11月とかの、です。

 

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そもそも模試とは合否判定のためではなく、

「あなた、ここができていませんよ」という

メッセージを受け取る為のもの。

自分の弱点や不完全な箇所を教えてもらい、

残りの時間で埋めていく。

 

だから判定は何であっても、

本番までに埋めきる事ができれば、

それでいいのです

 

国立二次の場合、

冠模試から本番まで3か月もあります。

穴を埋めるには十分な時間ではないでしょうか。

 

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過去問に手ごたえがあるのなら、

どうしてもその大学を受けたいのなら、

判定が何であれ、受ければいいと思います。

本番までの残り時間を死に物狂いで頑張ればいい。

 

受験が終わった後に、

「やっぱり受ければ良かった」と

後悔する事だけは無いように。

 

「受けていたら合格していたのではないか」

そう思うことが一番つらいです。

不合格通知を受け取るよりも辛く悲しい。

 

どうぞ今までの努力が無駄になりませんように、

自分を信じて、最後まで粘りに粘ってほしいです。

 

受験生の皆様の健闘を祈ります。