模試の判定…気になりますよね。でも子供の受験が終わって思うのは、判定はそれほど気にしなくてもいいんじゃないかという事です。
今年も残り2か月となりました。
受験生はいよいよ最後の追い込みですね。
コロナの影響で、模試がweb受験の予備校もあるようですね。
いつもと違うので不安もあるかと思いますが、
どうぞ落ち着いて、
いつも通り頑張ってほしいです。
*****
さて当ブログ、
いちばん読んでいただいているページは
「模試の判定を気にしますか?」です。
これですね☟
*****
模試の結果は誰でも気になりますし、
我が家でもあれこれ考えました。
でも最終的には、
判定に関係なく受験すると決めました。
結果は、センター試験の失敗により一次敗退。
2次に進めない悔しさ、辛さは大変なものでした(本人も親も)。
受験にも失敗し、模試の結果も良くなかったので、
受験や模試についてあれこれ言う資格はないのですが、
それでも敢えて言いますと、
模試の結果は、そんなに気にしなくてもいいのではないか、
という事です。
合否判定は、1つの参考材料でしかありません。
模試の判定という客観的な物差しも大事ですが、
所詮、模試は模試です。
過去問を解いた手ごたえはどうですか?
あと3か月で穴は埋められそうですか?
最後に決めるのは、
受験生本人の「いけそうだ」という確信ではないでしょうか。
*****
大学受験は、
1ミリでも上位の大学を目指す場合が多いです。
自分のそれまでの実力よりも上を目指すのですから、
ギリギリ間に合うかどうかというのが実情でしょう。
高校3年の春には、既に合格圏内に入っていた。
そんな人でもない限り、A判定なんてなかなか取れません。
B判定も似たようなものです。
C判定が出ていれば御の字。
国立の冠模試なんて、
東大・京大以外は駿台と河合が1回ずつ、
合計2回だけの所が多い。
たった2回の模試の判定で、
どれだけのことがわかるでしょうか?
しかも10月とか11月とかの、です。
*****
そもそも模試とは合否判定のためではなく、
「あなた、ここができていませんよ」という
メッセージを受け取る為のもの。
自分の弱点や不完全な箇所を教えてもらい、
残りの時間で埋めていく。
だから判定は何であっても、
本番までに埋めきる事ができれば、
それでいいのです。
国立二次の場合、
冠模試から本番まで3か月もあります。
穴を埋めるには十分な時間ではないでしょうか。
*****
過去問に手ごたえがあるのなら、
どうしてもその大学を受けたいのなら、
判定が何であれ、受ければいいと思います。
本番までの残り時間を死に物狂いで頑張ればいい。
受験が終わった後に、
「やっぱり受ければ良かった」と
後悔する事だけは無いように。
「受けていたら合格していたのではないか」
そう思うことが一番つらいです。
不合格通知を受け取るよりも辛く悲しい。
どうぞ今までの努力が無駄になりませんように、
自分を信じて、最後まで粘りに粘ってほしいです。
受験生の皆様の健闘を祈ります。