息子と受験と狂想曲

受験と教育よもやま話

11月の冠模試、最悪な判定結果が届きました。 過去問は取れているのになぜ模試の結果は悲惨なんだろうか?

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学校を通しての申し込みだったので

結果の通知が遅くなりましたが、

先日やっと返ってきました。

 

やはり<D>判定

河合のオープンはE判定が無いので、

Dは最低ランクになります。

 

二次の各判定の割合を見ると、

74%がDランク、そのうちDの下段(E判定があればE)は55%

Aはたったの4%で、Bは7%、Cは15%

模試の受験者は本番の受験者数とほぼ同じです。

 

<冠模試は半数がE判定というのは本当なんですね。

これならDでも可能性はあるのだろうか。

以前の記事に書いた「ある国立大学新入生の冠模試の結果」でも、

A~Dまでまんべんなく散らばっていた。

 

しかし今回の模試での合格者の割合は25%

単純な計算では、A~Cでこの人数は埋まってしまいます

Dランクにいる人は、

これからこのライバル<C>を追い抜かねばなりません。

それがどこまで可能なのか?

 

判定が悪くても志望校は変えないとしたものの、

ここまで悪いと、

変更した方が良いのではないかと思ってしまいます。

変えるなら早い方が良い。

 

本人に確認すると「変更しない」と。

「模試では取れないけれど、二次は自信がある」という。

 

確かに、塾での二次対策の結果は決して悪くはない。

 

国語は塾の先生からお墨付きをもらっている。

「国語に関しては完璧だ」と言ってもらえた。

 

数学はいつも2完している。

合格者の平均は1完+部分点なので、

2完と部分点があればOKだ。

英語も英作文・読解ともにまずまずの出来。

 

センターもできるようになってきている。

英語は8割くらい、数ⅡBが8割弱でまだまだですが、

そのほかは8割5分まで来ている。

生物と化学はほぼ満点だ。

 

にもかかわらず、

模試が悲惨なのは何故なんだろうか?

 

本人曰く、

「昔から模試は苦手で、ここで点数を取らなくては!と思うから

力んでしまって上手くいかない。

本番は頭真っ白になるから、かえって普通にできる」

 

そういえば、中学受験の時もそうだった。

塾の公開テストは良かったり悪かったりのジェットコースター状態で、

特に秋以降の冠模試は最悪だった。

 

C以上は取ったことがなく、

最後は確かDだったような。

それでも何とか合格できているので、

息子の言うように<模試は所詮は模試>なのか?

 

それにしてもここまで悪いと、

何を拠り所にしていいのか分からなくなります。

本人が<自信がある>というのだから信じるしかないのですが、

親としては、せめてC判定がほしかった。

 

本人はセンターがもの凄く心配ならしく(そりゃそうだ)、

足切を突破すべく練習に励んでいますが、全く切羽詰まった様子がない。

どんよりしているのは親ばかり。

 

ほんとに、どうなってしまうのか?

 

あと3週間でセンターの本番をむかえる事になってしまいました。

なんとか息子を二次に行かせてやりたい。

自信があるというのなら、挑戦くらいはさせてやりたい。

浪人になったら共通テストになってしまいますが

(あのテスト、取れる気がしない)、

それも致し方がない。

親はただただ祈るのみ、です。