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高3の11月「全統センタープレテスト」 センターを失敗した時はどうするか? 旧帝大、二次逆転できる大学はどこか?

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最後の模試の自己採点

 

最後のセンター模試が終わりました。

12月に駿台のセンタープレがありますが、

こちらは時期が近すぎて

精神安定上よろしくないという事で受けません。

なので、

今回の模試が現役最後の模試となりました。

 

自己採点の結果は、

・・・どうやらダメそうです。

 

各教科、何かの科目で大きく落とし、

全体として良くない結果となっています。

 

国語では現代文・漢文はほぼ完璧だったにもかかわらず

苦手な古文ができず、

数学はできなかった数Ⅰは前進したものの、

今度は数Ⅱで大きく落とし、

英語はできるはずの第4問で

何故だか時間を取られボロボロに。

 

政経倫理の倫理は満点、

ところが政経ができていない。

大好きな世界史は、

なんだかもや~とした結果だそうで。

理科分野では生物はOK、

でも化学がダメだった。

 

結果として8割に届かなかった。

非常に厳しい結果となってしまいました。

 

練習不足が原因

 

どれも帰宅後に確認すると

「な~んだ、そうだったんだ」と言うのもばかり。

どこに引っかかっているのか、

模試本番ではパニックになってしまうようです。

自信の無さが焦りを生んでしまっているように感じます。

 

理科分野の化学基礎は

秋に完璧に仕上げたはずなのに…

 

化学基礎は直前に叩き込んだ方が良いという意見もあり、

こらは今は触らずに、

12月の末頃から一気に仕上げることにしました。

 

どちらにしても完全な練習不足であることがはっきりしたので、

本番に向けて特訓しなくてはなりません。

 

センターを失敗した場合

 

もし受験本番でセンターが8割を切った場合、

二次で挽回できる大学に変更しなくてはなりません。

 

変更先をどうするのか?

先ずは旧帝大で考えてみます。

 

論外ではありますが、

東大・京大はセンターの比重が低いですね

9割取って当たり前の世界ですから、

比重が云々という問題ではないのですが、

それでも羨ましい数値です。

 

京大の「総合人間学部に至っては

センター苦手人間にとっては嬉し涙が出るくらい、

ほぼ関係ないレベル。

京大の数学ができたらなぁ…とつくづく思います。

 中途半端な学力がうらめしい。

 

ところが他の旧帝大になると、

どこもそれなりに高いです…。

 

東大・京大・東北大以外の4旧帝大

二次配点の高い順に並べてみましょう。

文学部と法学部のみ、

2019年の結果より算出しております。

 

東北大学は合格最低点を公表されていません。

ぎりぎり逆転を目指すには不安が大きいので、

我が家としてはナシとしました。

 

4旧帝大・入試の特徴

 

* 二次の配点率(2019年)

1位 九州大学(文・法) 67%

2位 大阪大学(文) 62%

3位 北海道大学(文・法) 60%

4位 名古屋大学(文) 57%

5位 大阪大学(法) 50%

6位 名古屋大学(法) 40%

 

阪大の法と名古屋の法は

センター比重が高いですね。

40%って…二次逆転は不可能でしょう。

 

次に、

地歴と数学の扱いについて調べてみました。

基本的には、

数学・英語・国語・地歴の4科目ですが、

それぞれの大学・学部によって特徴があります。

 

北海道大学

(文・法)地歴と数学のどちらか選択

 

名古屋大学

(法)数学と英語のみ

 

大阪大学

(文)数学と地歴のどちらか選択

(法)地歴は無し

 

九州大学

(法)地歴は無し

 

名古屋の法学部というところは、

センターが強くて、

数学と英語がものすごくできないと

合格はないのでしょうか。

受験科目が少ないと点数の分散ができませんから。

非常に厳しい入試ですね。

 

国語に関しては、

文学部だけ設問の内容が違う大学もあります。

なかでも阪大・文学部の国語

難易度が国内最高なんだそうです。

答えの正誤よりも、

どう答えるかを見るような問題なんだとか。

 

息子はこの手の試験が好きだし強い(はず)。

ここの国語で勝負させてやりたい。

 

しかしセンターが48%でほぼ半分。

重いなぁ…。

センターを失敗した人間が

受けてもよい大学ではないですね。

 

どちらにしても、

センターを落とすと

厳しい戦いになることには変わりない。

センターの練習あるのみです。