息子と受験と狂想曲

受験と教育よもやま話

センター試験リスニングの練習を始める

こんにちは。うららです。

 

本日は久しぶりに、

「親子でリスニング」です。

 

時は高2の11月。

高1の夏休みから始めた「親子で英語リスニング」

テキスト「究極の英語リスニング」を続け、VOL2と3は2周しました。

ただしVOL4は難しくて、この時はしていません。

 

 ちょうど1年と3か月

しかし、

はたして上達しているのか?

 

最初の頃に比べれば、確かに聞けるようにはなっている。

しかしきっちりと聞き取れているか? と言えば「NO!」

 

 

高3の夏休みまでの9か月をどうするか。

 

息子と話し合った結果、

漫然と英文を聞いているのではなく、

具体的な特訓がしたね、という事になり、

 まずは「センターリスニング」の練習をすることにしました。

 

 

センター試験・英語リスニングの問題形式

ご存知の方も多いとは思いますが、

センター試験の英語リスニングは大問4からなっています。

<大問1><大問2> 短い会話文。

<大問3> 長めの会話文。

<大問4> かなり長めの会話文・長めの英文の2問。

 

 気になるのは<大問4>です。

 

2015年までは、

A) 100字程度の英文が3問

B) 200字程度の英文が1問

で構成されていましたが、

2016年以降は、

A) 200字程度の英文1問

B) 長めの英会話文1問→長いセリフで80字前後。

 となっています。

 

これが難しくなったのか易しくなったのかは、

人によるところでしょう。

 

 

高2秋の時点で、大問1・2は何とかなりそうでした。

しかし問題は大問3と大問4。

ここでの音声は、癖のある声も入ってくるので要注意です。

 

 

リスニング練習に使ったテキスト3冊 

まず最初に使ったのは、

センター試験英語リスニング 合格の法則・基礎編」

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ec.alc.co.jp

 

キムタツ先生、変わらずの人気ですね。

 

このシリーズは、

センター試験対策が<基礎>・<実践>の2冊。

東大リスニング対策が、

<東大リスニング>・<BASIC>・<SUPER>の3冊 。

 

 

私たち親子は当然、

センター試験・基礎」から始めます。

 

このテキストの特徴

①大問1~大問3までを扱う

②大問に対し3日~4日で終わるように構成。

③1日、練習問題→ディクテーション→練習問題の3問

④問題はすべてセンンター試験の過去問から抜粋

 

今まで通り、

英文を聞く→問題を解く→音読・シャドーイング

チャプター①~②は1日だいたい20分くらい。

チャプター③になると30分~40分くらいでしょうか。

 

テキストの長点

過去問で構成されている→実践的

ディクテーション練習が入っている

1冊14日で終わるので、めげずにできる

 

テキストの短所

文字の色がオレンジで、目がチカチカする。

 

<目がチカチカする>ため実践編はやりませんでした。

他の色に変えてもらえないのでしょうか、アルクさん。

 

 

そして次に使ったのが

「英語リスニング・プラチナルール」

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www.kadokawa.co.jp

 

関正生先生は、

今は「スタディーサプリ」の先生ですね。

 

このテキストはセンターだけではなく、

国立2次やリスニングのある私立の問題も載せてあります。

短い英会話文から長文まで様々です。

 

キムタツ先生の基礎編に比べれば、

「プラチナルール」の方が難しいです。

例えば<青山学院大学>の問題、

数字だらけで何がなんだかさっぱりでした。

落ち込みます。

 

 

更にもう1冊

「センター英語リスニング・満点のコツ」

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akahon.net

 

さぁ、竹岡先生です。

やはり人気がありますね。

 

このテキストは、

過去のリスニング問題の中でも、

特に聞き取りにくい文章ばかりを集めたものです。

本当に聞き取れません(T_T)

 

先ずディクテーションが4問、

次に練習問題が4問で構成されています。

 

 

この3冊を使って、

高2の10月から翌年1月終りまで頑張ることになります。

 

 

リスニングはテクニックに走らない方がいい

ここまでの1年半、リスニングをしての感想ですが、

「テクニック的な事」を訓練したほうがいいのかどうか、という問題。

 

多くのテキストにはテクニック的な事が書いてあるのですが、

実際問題、あるていど英語が聞ける状態になっていないと、

そういったテクニックも使えないんですね。

 

テクニックとは、

「これこれが出てきたらこう対処しなさい」というものですね。

 

例えば「ディスコースマーカー」。

文章の論理展開を示す単語で、

however、on the other hand、becouseなどなど。

 

これが出てくると話の流れが変わったり詳しく説明されたり、

話に何らかの展開があるのですね。

「この後、しっかり聞きなさいよ!」という合図。

 

確かにここに注意して聞くのは一つのテクニックなのでしょうけど、

まだあまり英文が聞き取れない時には、

こういった<テクニック的な単語>なんて聞き流してしまいますし、

ある程度聞き取れるようになると、

別に意識しないでも、文章の流れとして理解できるようになります。

 

ですのでこれは個人的な意見ですが、

あまりこういった<テクニック>に走らない方が、

結果的には上手くいくような気がします。

 

もし使うとしたら、

センターの問題がすべて聞き取れるようになってから、

更なる強化を目的にするならOKかな、と思います。

 

受験は期限がありますからどうしても焦ってしまって、

「テクニックを知っていれば!」と思うかもしれませんが、

私はあまりお勧めしません。

 

毎日欠かすことなく実直に、

先ずは英文を聞き、真似て音読をし、シャドーイングやディクテーションをする。

これしかないんだと思います。

 

だからこそリスニングは時間がかかり、

受験としてはやっかいなんですけどね。

 

でもリスニングには良い事もあります。

なにより英文を読み、理解する速度が速くなります

声の速度に合わせて理解する訓練をしているのですから当たり前ですね。

返し読みもできないですからね。

 

 

さぁ、新たな展開となった「親子でリスニング」。

次の展開は高2の冬2月になります。

 

 

☆本日はありがとうございました