息子と受験と狂想曲

受験と教育よもやま話

高2の冬に志望校変更<前篇> 苦手な数学に泣く

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最初は高みを目指そう!

息子の最初の志望校は京都大学・工学部」(以前は理系志望でした)

息子の成績を考えれば「無謀じゃないですか」と言われそうですが、

結果的には、京大を目指しておいてよかったと思います。

最初に負担の大きいところを志望校にしておくと、

後々の選択肢が増えます。

 

ただ京大二次は英語リスニングがないので、

全く対策をしていないと、志望校変更となった際に泣きを見ます。

 

という事で国立文系志望の中高生は、

最初は全員、東大を目指しておけばいいのではないでしょうか。

成績に関係なく高2の秋くらいまでは。

(「東大受験をなめるな!」と怒られる?)

 

先ずは負担感マックスの東大だ!  

東大文科の二次はとにかく受験の科目数が多い。

数学は必須で地歴は2科目もある。

英語リスニングも負担のある分量です。

 

しかし奇問・難問は出ないので、

いつどこに志望校変更となっても

十分対応できるのではないでしょうか。

東大から他校に変更した時には、

「あぁ~、なんて楽なんだろうぉ~」と思うかもしれません。

(やっぱり怒られそうだ・・・)

 

「ではなぜ東大ではなく京大を目指したの?」

それは、息子は恐ろしく手が遅いからです。

手が遅い子にとって、東大は徒労に終わる予感しかしませんでした。

 

 

スピード勝負の東大・難問の京大 

東大と京大は試験の傾向が大きく違う。

京大は東大に比べて問題は難しいが、スピード勝負ではない。

じっくり考える形式だ。

 

手元にある「赤本」を見てみると、

東大文科の英語、なんと17ページもある! 

リスニングのスクリプトは6ページ(*_*)

単純な比較はできませんが、京大は7ページ。

これで試験時間は同じ。

いかに京大が難問ぞろいか、

そして東大が「処理能力の速さ」を求めているかがわかりますねぇ。

 

息子は手は遅いが考えるのは得意である!

東大よりは勝算があるのではないか?

と鼻息荒く母は夢を見ていたわけですが、

そのまま夢の泡と消えてゆきました・・・(-_-) 

 

 中編につづく。