息子と受験と狂想曲

受験と教育よもやま話

♪リスニングは続く~よ~どこまでも♪

こんにちは、うららです。

前回に続き、

息子・高1夏~高2秋までの話です。

 

なんだか、息子の大学受験の話ばっかりしてますね。

しかも英語リスニングのことばっかり。

いっそのことブログタイトルを

「親子でリスニング特訓! 大学受験に間に合うのか?!」

に変えようかしら。(笑

 

 

 さて、

「親子でリスニング」が始まって1か月。

 始めたのは、高1の夏休み。

 

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毎日続けたのは、 

 ◇ Z会の「中学生のためのリスニング徹底演習・基礎編」

 ①英文を聞く

 ②問題を解く。

 ③スクリプト・訳文を確認

 ④音声に合わせて音読を2回。

 

 

これだけです。

絶対に足りませんが、最初はこれくらいから始めました。

無理は禁物です(しなくなりますからね)。

 

夏休みの間は時間もあって、息子は嫌がることもなく続けておりました。

なにせ問題が簡単ですしね。

 

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ところが2学期が始まった途端、

「え~、やるの~」が始まりました。

 

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「リスニングだけは、毎日やってもらいます!」

 

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そう宣言したものの、

いやいやながらの息子と一緒にするのは、ほんとーーーに疲れます。

「そんなに嫌なら、もうしなくていい!!」と、何度きれた事でしょう。

 

「リスニング徹底演習・基礎編」は全部で38問あります。

夏休みから初めたのだから、すんなりいけば夏休み中に終わるはず。

 

・・・終わるわけないですよねぇ。

なんと、10月の初めまでかかりました (*_*;

倍ですね、倍の時間かかっております。

 

どうしてもやる気にならない時は、

今日は英文を聞くだけ、次の日は問題を解くだけ、

なんてことをしていました。

こんな牛の歩みでいいんだろうか・・・。

「しないよりはまし!」と自分を励まし(私が)、

10月の初めころに基礎編がなんとか、なんとーーか終わりました。

 

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次は「応用編」だね、と思っていたのですが、

ちょうどこの頃、塾の懇談がありまして、

英語の先生にリスニングの相談をしたところ、

 

「おすすめのテキストがありますよ(^^)v」

 

と先生。

 

それがこれです!

「究極の英語リスニング」 

 

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ec.alc.co.jp

 

 VOL1~VOL4+イギリス英語の5冊出ていますが、

これ、ものすごくいいです。

 

 ◇テキストの特徴

①<徐々に難易度が上がっていく>

 VOL1の最初は、ほんとに簡単なところから始まります。

速度もかなりゆっくり目。

徐々に、内容・速度ともに上がっていきますので、無理なく続けることができます。

 

②<いろいろな口調の英文が聞ける>

癖のある声や話し方もありますが、本番でどんな声が出てもいいように,

慣れておく必要がありますからね。

数は少ないですが、イギリス英語も混ざってます。  

 

④<効果音が入っている>

一部ですが、ニュースならニュースっぽいBGMが、観光案内なら町の雑音やバスのエンジン音が、という風に背景音が入って いるものもあります。

雑音があっても聞き取れるように練習ができます。

 

⑤<収録数が多い>

各VOLごとに、40~45の英文が収録されています。聞く英文に不自由しません。

 

 

そして、 

◇「究極の英語リスニング」を使ってやったこと。

 

① 1回の時間は20~30分。

 

②聞き取れないところは、速度を0.8~0.9倍速に落として何度も聞く。

⇒ここで、リエゾンの確認をする。

 

③音声に合わせて音読(2回)。

 

シャドーイング(2回)。

 

これで最低5回は英文を聞くことになります。

言うのは4回。

ちょっと回数が増えましたね。

 

こう書けば、

「結構、ちゃんとやってるではないですか。」と思うかもしれません。

 でも現実はそうでもなくて、やっぱりのらりくらりでした。

 「やりたくない。音読めんどう。ぶつぶつ・・・」

 

そんな”牛君”の手綱を引っ張って、

どうにかこうにか高2の秋までの1年間、頑張りましたよ(わたくしが!です)。

 

1年やって思った事は、

シャドーイングっていいわぁ~」でした。

 

ものすごく真剣に音を聞くので、

1年くらいやってると、何となく音をつかめるようになってきます。

それまでは、頭の中を英語の音がざーーっと流れていく感じでした(-_-;)

「あーー英語、待ってぇ~!!」という感じ。

 

それがだんだん、頭が英語の速さについていけるようになるんですねぇ。

慣れとは不思議なものです。

 

本当は「ディクテーション」もやった方がいいのでしょうけど、

あれねぇ、時間かかるんです。

平気で1時間とかかかる。

1時間なんて・・・絶対にしなくなる!

という事で、

「ディクテーション」に手を出すのは、もう少し後になります。

 

また、リエゾン消える音の確認も大事ですね。

例えば、「ハッ、ビ」と聞こえるのは「have been」と言ってるんだな、

「、ラァーロ」と聞こえたら「a lot of」なんだなぁという具合。

そして「have been」出てきたら「ハッ、ビ」と発音してしまう。

これだけでも、流れてくる英文がすっきりしたような気がしました。

 

とはいえ、

この頃はまだまだ満足に聞き取れる状態ではなく、

とりあえず、最初の2単語<主語><動詞>を聞き取ろう! 

という掛け声でやっていました。

 

さてさて、これからどうなりますことやら・・・。

次回は、

定期テスト、赤点地獄>を予定しております。